気になる相手と親しくなる方法! 恋愛心理活用法⑱カクテルパーティー効果

カクテル・パーティー効果とは、カクテルパーティーのような、うるさい雑音だらけの中でも、自分が興味のある事柄の会話や、自分の名前などが、自然と聞き取ることができる現象を言います。


この心理効果は、1953年に心理学者のコリン・チェリー氏によって提唱されたました。


カクテルパーティー効果を応用すれば、相手の意識を自分に向けることが可能になります。

どのように活用するかというと、相手の興味のある事柄や、関心のある単語などを会話の中に盛り込んでいくと相手の関心を惹きつけられるのです。


さらに具体的に言えば、相手を下の名前で呼んだり、相手の興味関心のあることだけを話すようにするのです。

具体的には、会話の中で興味関心のある事を聞き出します。

あとは、その興味関心があることが自分が知っている分野であれば、話を膨らませられますし、もし知らない分野であれば、質問で誘導し、深く聞いていく感じです。

くれぐれも知ったかぶりはマイナス印象になるのでオススメはしません。

特に相手とお近づきになりたい時に、相手の名前を呼ぶだけでも、無意識のうちに自分を印象づけることができます。
相手の名前を呼ぶだけで親密になれるのだからやらない手はありません。

他には、相手の趣味に関わること、例えば相手が好きなミュージシャンや映画などについての単語を会話の中に入れていきます。

この中でも一番手軽に相手と親しくなるには、相手の名前を下の名前で呼ぶことです。
名字に「さん」付で呼ぶのも仕事なら良いですがプライベートなら下の名前で呼んだ方がいいです。
これは既に心理学の実験で証明されていて、男女に15分間会話をさせて、相手の名前を呼んだ時と呼ばなかった時で比較した結果、名前を呼んだ時の方が相手に対して好印象を持ったとのこと。

このことからも、名前を呼んだほうが良いのはわかりますね?

わたしたちの脳は興味、関心のある情報だけを集中して集め、不必要と思われる情報は無意識に遮断しています。
下の動画を再生して、白いシャツを着たチームが何回バスケットボールをパスするか数えてみてください。
そして画像が一時停止してから、読み進めて下さい。

白いシャツを着たチームがパスをした回数は16回でした。

では、ゴリラの着ぐるみが真ん中を通り抜けているのは見つけられましたか?
過去にこのような動画を見たことがない人の半数以上が見つけられませんがもう一度再生して見ると見つかると思います。
他には、カーテンの色が変わったのと、黒いシャツのチームから人が減っているのは気づきましたでしょうか?

人間はこの様に見たい情報を選択して拾い上げています。
どれだけ良い人アピールをしたとしても相手の関心がこちらに向いていなければ無駄になります。
名前を呼ぶなどして相手の注意、関心をこちらに寄せてから、行動して下さい。