ぶっちゃけ生物学的な結婚適齢期っていつなん?

結婚適齢期は、巷で色々と言われていますが、本当はいつなのか?
割と思う疑問ですよね? 

男性なんて結婚なんてしてなくても、そこそこなお金があればなにも困らないですし、むしろ女性がいることでデートやなんだとお金も自分の時間も減りますし、結婚にメリットを感じられない男性も多いと思います。

女性も20代後半になれば実家から早く結婚しろと言われたり。周りですでに結婚している人がちらほらいたりでプレッシャーがかかってくると思います。
生きていく上で、まわりは結婚していくし、いつが理想なのか?

若くして結婚したらしたで色々と言われるし、遅いのは遅いので色々と言われるしで、じゃあいつ結婚するのがベストなのか?

これを生物学的には結婚適齢期っていつなのか?
という切り口から考えていきたいと思います。

そもそも結婚のメリットってなんなの?

結婚の最大のメリットは、共働きならば生活費が安くなるなど色々とありますが、専業主婦を養うとなると男性にとってのメリットはそれほど感じられません。

唯一のメリットで考えると子供の存在です。
自分の遺伝子を後世に残せる現在のシステムの中での唯一の正攻法です。
隠し子とかは別です、、、
多少うるさい時もあるでしょうし、思い通りにいかないことの方が多いでしょう。でも、そんな子供の笑顔はプライスレスです。

私も人の親ですので、子供の成長は見ていて楽しいです。できなかったことができるようになるのは楽しみでもあります。
そんな子供の成長を見守るためにも結婚から出産の流れから結婚適齢期を逆算してみたいと思います。

結婚の適齢期を計算するため出産適齢期から逆算してみた

結婚してから子供を産んでとなると数年はかかると予想すると出産の適齢期から結婚適齢期を逆算してみました。

出産の年齢というのは、生物学的に関係があり、どんなに医療が発達したとしても、高齢出産はやはり、それ相応のリスクが伴います。

今回使ったデータは厚生省の 「不妊に悩む方への特定治療支援事業等の
あり方に関する検討会」 ワーキンググループ 報告書 を参考にした。
女性の出産に関する資料なので男性については後述したい。
資料は記事の一番下に参考としてリンクしておくので興味ある人は見てみるといい

厚生省の上述の資料による妊娠の自然流産率は全体で約14%ですが、35歳以上では21%以上にもなり 5人に1人に流産してしまう計算になります。
24歳以下はサンプル数が少なすぎて数字の正確性に疑問符が残る。
日本では24歳以下の出産が少なすぎるということでしょう。

ダウン症の子供が産まれる確率は、 20歳で 1667 に1人の割合なのに対して、35歳では 385 人に1人と20歳と比べてなんと4.2倍になります。

また、 何らかの染色体異常をもつ子が生まれる頻度は、20歳で526人に1人の割合なのに対して、35歳になると 192人に1人と2.73倍にもなります。

35歳を過ぎると羊水が腐ると発言して炎上したアイドルがいましたが、羊水が腐るかどうかは別として、統計上は遺伝子に異常がある子どもが産まれる確率は年齢とともに上がることがわかります。

という事で女性の出産適齢期は30歳だろうが20歳だろうが若ければ若いほどよい。
データが少なすぎて統計上20歳からなのだろうが、 本当は19歳とか18歳でもいいのでは?と思うのは私だけでは無いと思う。

じゃあズバリ女性の生物学的な結婚適齢期っていつなん?

さきほど若ければ若いほどいいと言ったが、源氏物語じゃあるまいし9歳とかで結婚して出産はさすがに無理だと推測する。
だが、どの生物でも同じで、美しさのピーク=結婚相手を探すのに最も適した時期なのでは?と考えれば予測できます。

女性の結婚適齢期は美しさのピーク?

女性の美しさのピークについてはお肌の曲がり角を参考にした。
こちらのサイトに素敵なサイトがあったのでご紹介したい
お肌の曲がり角は何歳?
こちらによると諸説あるが、実際お肌の曲がり角は人生の中で複数回ある

1.16才~18才
一部では、1回目のお肌の曲がり角は16才~18才と紹介しているところもあります。早すぎるように感じますが、これは真皮層にあるヒアルロン酸の生成がピークを迎え、生成量が減少し始める年齢というのが理由のようです。

2.20才~
こちらも真皮層にあるコラーゲンの生成がピークを迎え、以降、減少が始まると理由でお肌の曲がり角としているようです。

3.25才前後
昔から言われている一度目のお肌の曲がり角は25才前後です。真皮層のエラスチンが減少し始めるタイミングであり、保水を司るヒアルロン酸、保湿と弾力を司るコラーゲン、弾力を司るエラスチンの全てが減少する年齢である事から、実感として出始めるのがこの年代なのです。

4.30代
30代をお肌の曲がり角としているところはあまり見かけませんが、ほぼ全ての方がこの年代になると肌の衰えを感じる事から、30代と考えている方も多いようです。

女性の結婚適齢期 総論

その後50代と続くが、お肌のベストな状態とは、独断と偏見により離れすぎているとということで、生物学的にベストな結婚適齢期は第一回目のお肌の曲がり角 (16才~18才)、2回めのお肌の曲がり角( 20才~ )その後、遅くても目に見えて衰え始める25歳にはすでに手遅れという結論になる。

現代の結婚感とはだいぶ違いますな。

娘が父親に反発するのも思春期の16歳から18歳のこの頃だし、その時期に異性を求める様になる年齢なのだと考えると納得できる。
それに、女子高生に憧れる童貞男子も大勢いるくらいなので、その眩しさは理解できるかと思われます。

このことから生物学的な女性の結婚の適齢期は、16歳から18歳、出産の適齢期はそれ以降ということになるでしょう。

逆に早く結婚したことでまわりから色々と言われる方がいるようですが、若くして結婚できなかった方々の妬みなので無視でおk。女性にとってこの最高の時期に結婚できた人は素直に喜ぼう!

男性の結婚適齢期はいつなのか?

男性の場合は範囲が広く判断が非常に難しいので、今回のこの考察では身体的ピークを参考にさせていただいた。
参考にした資料は文部科学省の「 年齢と体力・運動能力 テスト項目別に見た一般的傾向 」という資料を参考にさせていただいた。

なかなか衝撃的な年齢データが出ているので詳しくは資料を見てみるとよいがざっくりと抜粋すると、

握力 「 男子は 17 歳ごろまで著しい向上傾向を示し,その後も緩やかに向上を続ける。 男子は 30~34 歳で,他のテスト項目に比べピークに達する年代が遅い。

上体起こし「14 歳ごろまで著しい向上傾向を示し,17 歳ごろピークに達している。
その後は低下傾向を示し,60~64 歳にはピーク時の約 55%に,75~79 歳では約 30%にまで低下する。 」

長座体前屈「 11 歳以降著しい向上傾向を示し,17 歳でピークに達する。その後,緩やか な低下傾向を示している。 」

反復横とび 「 14 歳ごろまで著しい向上傾向を示し,19 歳ごろピークに達する。 」

20mシャトルラン(往復持久走) 男子は 14 歳,女子は 13 歳で迎えるピークまで著しい向上傾向を示しているが,男 女とも,その後の数年間で緩やかな低下傾向を示す。 19 歳ごろから男女とも著しい低下傾向を示し,60~ 64 歳には,男子はピーク時の約 30%,女子は約 25%に低下する。

立ち幅とび 「 14 歳ごろまで著しい向上傾向を示し,その後も緩やかな向上傾向を続け, 19 歳ごろにピークに達している。 」

50m走 「 6歳から 14 歳まで著しい向上傾向を示し,17 歳ごろピークを迎える。」

ボール投げ(ソフトボール投げ・ハンドボール投げ) 「 男子は 17 歳ごろのピークま で向上傾向を続ける。 」

持久走及び急歩 「 男子は 14 歳ごろ,数年間その水 準が維持される。

男性の結婚適齢期 総論

なんと一番最初の握力などの筋力系以外は全て17歳から19歳程度が限界となる。それでも30歳から34歳がピークだ。

このことから20代中ごろに引退するスポーツ選手が多いのも納得が行く。

結論として、男性の身体的ピークは17歳から19歳くらいまで、筋力などは34歳ごろまで伸び続けるので、経験が物を言うスポーツもあるし、20代後半から30代中盤くらいまで活躍する格闘家などが多いことから考えても、鍛えていればある程度のピーク期間が長くなるとも言えるが、普通の男性の結婚適齢期が現在の大学卒業して社会に出て数年となると身体的ピークはとっくに過ぎて遅すぎるという結果に、、、

まあ、でも男性の場合は経済力など別の指標も存在するので体力だけとも言えない部分もなくはないが、結婚してからお互いに助け合いながら成長していく事だって考えられる。

現代の結婚観と、身体的なピークが物語る生物学的な結婚適齢期がズレすぎているのが色々な問題の原因かもしれないですね。

年齢がいって価値観が違いすぎると合わせるのに苦労するという話もよく聞きますが、お互いに若ければ、価値観の相違もある程度相手に合わせて柔軟に変えられます。上記の考察から結婚は早すぎるのも問題だとは思うが、現在の常識よりも、はるかに早いほうが良いという結論が見えてきます。

参考資料
「不妊に悩む方への特定治療支援事業等の
あり方に関する検討会」 ワーキンググループ 報告書
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000013498.pdf
年齢と体力・運動能力 テスト項目別に見た一般的傾向