最速で恋人をゲットする! 恋愛心理活用法⑮カタルシス効果

カタルシス効果を知ってますか?
カタルシスの語源はギリシャ語 (κάθαρσις katharsis, 英語 catharsis effect)で、心理学においては精神の浄化を意味します。

簡単に言うと心の内にある不安やイライラ、苦悩や怒り等のマイナスの感情を言葉にすると、その苦痛から解消され、安心感を得る事が出来る効果を言います。
よくカウンセラーは話を聞く側に回ることが多いのも、このカタリスト効果を意図的に狙ってやっているのです。

ただ、このカタルシス効果は心理学の世界だけの話ではなく日常生活においても効果を発揮します。
相手は何も心理カウンセラーでなくても普段の友人や恋人との会話の中で、話を聞いてもらっただけで心が軽くなる体験をしたことがあるかと思います。
それがカタルシス効果です。

ではこのカタルシス効果を簡単に恋愛に応用する方法があります。

どの様に応用するかと言うと、愚痴の聞き役になる事です。
愚痴を言うとはつまり、不安やイライラを言葉で表現する事ですから、その言った相手に対して信頼感と安心感を得る事が出来るのです。
つまり、簡単に言っちゃうと愚痴の聞き役になっているだけで、その愚痴の聞き役、つまりあなたに好意を抱くのです。

よく職場や同僚の不満や、日常生活の問題点について、相談に乗っていたら恋愛に発展したケースがあるのは、ずばりこのカタルシス効果の力です。
それくらい絶大な効果を持っています。

正直、愚痴を聞き続けるのは、かなり大変ですが、その効果や結果が分かっていれば続けやすいですよね?
そして、不安に思っている事を相手と共有すると言う事は、同時にバラされたくないという心理も働きます。
ですので、相手から特別扱いされたりするなど別の効果も望めます。

但し、この愚痴の聞き役になるまでには相手との信頼関係を築けてないとできません。
不安や問題点などは、誰にでもありますが聞き手に選ばれるのは誰にでも起こる事ではありません。
これを狙ってやろうとするにはテクニックが必要です。

愚痴を言ってもらえる関係になる為には、以前こちらの記事で紹介した自己開示の返報性を応用します。
http://happy-together.co/2017/06/25/post-508/
自己開示の返報性について簡単に説明するとお互いに悩みを相談し合う関係になりたいのであれば自分からある程度話す必要があります。

そうして深い関係になってから、愚痴の聞き役になるのがベストでしょう。
ただし、あなたにだけ明かした秘密を他の方に話してしまうと信用が無くなりますのでこの点だけ注意です。
瞬時に意中の相手と恋に落ちる魔法の様な方法はありませんが、ちょっとずつ関係を深めていけると最高ですね!