最速で恋人をゲットする! 恋愛心理活用法⑤ボッサードの法則

ボッサードの法則とはアメリカの心理学者ボッサードが発見した法則で、「男女間の物理的な距離が近いほど、心理的な距離も縮まる」という法則です。
言い換えると、男女の物理的な距離が、そのまま男女の心の距離になると言う何とも便利な法則なのです。
人間は生きていく上で必ず相手との距離を無意識に測っています。
これ以上相手に入ってこられると不快に感じる距離を「Personal Distance 個人的距離」、その空間を「personal Spaceパーソナルスペース」と呼んでいます。
距離の概念は大事なのでここで一度説明をしておきます。

Intimate distance 親密な距離(15cm以内)
恋人や家族など、ごく親しい関係にのみ許された距離で、それ以外の人がこの距離に入ると不快に感じます。




Personal distance 個人的距離(45~75cm 最大125cmまで)
この距離(腕の長さ)では、個人的な会話が可能で、手を伸ばせば相手に触れることができます。

Social distance 社交的距離(120~200cm)
この距離は、例えば、宴会などで初対面の人に個人的でない会話をする距離です。

Public Distance(3.5-7.5m以上)
この距離では、声は比較的大きく、相手の肌、髪、目の細部ははっきりと見えません。

恋愛心理学で特に重要になるのは、75センチ以下(個人的距離)です。




ボッサードの法則によれば、自分の個人的距離に長時間入られるとはじめは不快に感じていた相手でさえ最終的には好意を抱いてしまうと言うことですのでこれを利用しない手はありません。可能であれば45cm以内に入れるとベストです。
例えば、カフェで隣の席に座る、映画を隣の席で一緒に見る、車の助手席に乗せる、バイクの二人乗りをするなんて機会でもあれば物理的な距離が心の距離になるのですから一気にお近づきになれる訳です。
最近痴漢冤罪で何かと話題になっている満員電車なんてのも強制的に距離が近くなるので気になる相手と一緒に乗るのならば逆に考えれば良いかもしれません。

余談ですが、若者の車離れと草食男子の増加は案外無関係では無いかもしれないですね。
助手席に乗せるのは送ってあげるとか色々と理由付けて長時間近くに居れる訳ですからかなり有効な手ですが、そもそも車が無いと助手席に乗せる事すらできません。