最速で恋人をゲットする! 恋愛心理活用法⑧フットインザドア

フットインザドアとは、セールスマンがドアに足を入れることができれば勝ちということから来ている心理学用語で、小さいことから要求を通して後に本当の狙いを要求していくというものです。

以前ご紹介した>Yesの法則(Yesと続けて言うと次もYesと言いたくなる)と基本的な考え方は同じです。人は常に一貫性を持っていたいという心理の現れです。

道端で突然「お金を貸してください」と聞くのと、「今何時ですか?」と聞いた後に「お金を貸してください」と聞くのでは明らかにお金を貸して貰える確率が変わってくることが実験で証明されています。

1度でも要求を飲むことで相手は次の要求も飲んでくれる確率が高くなるので、最初は小さなお願いから始めて行くわけです。



お父さん! 彼氏と1時間だけ出かけていい? → いいよ Yes
彼に電話したら映画に行くんだって 一緒に行ってもいい? → いいよ Yes
実はお金が無いんだけどお小遣い貰ってもいい? → いいよ Yes
車で送ってもらってもいいかな? → いいよ Yes
お迎えもお願いしたいんだけどいいかな? → いいよ Yes

この様に、どんどん要求が上がっていくので無意識のままでは断れません。
断るにしても、どこかで一度我に返って意識的に断る事になります。
逆に断られる事を狙って本当に引き出したい要求を飲ませるドア・イン・ザ・フェイスというスキルもありますので両方使うとより効果的です。
ドア・イン・ザ・フェイスとは、断り続けるのも心理的な負担になるので、最初に絶対に受け入れられない要求を出して、断られた所に、少しハードルの低い要求を出します。
すると本来は絶対しないのに、少しハードルを下げた次の要求ではOKが出たりします。

その微妙な駆け引きを恋愛でもビジネスでもやっている訳です。