【女性向け】旦那とのセックスレス解消の7つのステップ

セックスレスは女性にとってはさびしいものです。
だいすきな旦那に相手にしてもらえず、浮気はそれはそれで倫理上の問題があります。
女性にだって性欲はありますし、それを解決する方法は旦那にあいてしてもらう以外ありません。




女性から拒否されるセックスレスは心の問題なので解決がむずかしいですが、男性からのセックスレスは身体の問題なので、じつは意外と解決は簡単です。
女性側からのセックスレスの解消方法については以下の記事を参照して下さい。
妻とのセックスレス解消の7つのステップ
http://happy-together.co/2017/07/14/post-1039/
簡単とは言っても多少の労力は必要になりますので順を追って説明していきましょう。

男性ホルモン増加作戦を実行しよう!

男性側からのセックスレスの基本は、男性ホルモンの代表であるテストステロン値が下がっていることが原因であることが大半です。
やる気になるなどの感情はホルモンのバランスによって作られます。

女性に分かりやすい様に例えると、ホルモンバランスが崩れやすい生理前はイライラすることが多くなります。
それと同じように、テストステロン値が下がると疲れやすくなったり、セックスに対する意欲が減退しますし、減少し過ぎると勃起不全になります。
男性の性欲はテストステロン値によって影響を受けます。
つまりテストステロン値が高くなれば、自然とセックスしたくなるのです。

しかし、この男性ホルモン(テストステロン)の分泌のピーク年齢は20代。
人により個人差はありますが、30才頃から減少しはじめ年間に1%ずつ減少すると言われています。
さらに60歳になると40代の頃よりもさらに25%程度減少していると言われています。

テストステロン値が下がると疲れやすくなるわけですから、今日は疲れたから、体調がすぐれないからと言い訳をしている旦那がいたら早めに対策した方がよいかもしれません。
疲れやすいのは男性更年期障害の初期症状です。

ではどうしたらテストステロンを増加させるかを説明します。

適度な運動をする

筑波大学大学院の鰺坂隆一教授は、中年の肥満男性31人を対象にウオーキングなどの有酸素運動を取り入れた試験をおこなった結果、男性ホルモンの増加効果があったと報告しています。
適度な運動をする事でテストステロン値を高めることが分かっています。激しい運動ではなくて良いので一定の時間を夫婦で取りましょう。
一緒に歩くだけの散歩に誘うのでも良いですね。

不妊治療にかかると医者は、男女共に最低1日30分は歩くようにと指導しますが、これは重要なことです。
鰺坂 隆一
https://research-er.jp/researchers/view/120598

肥満を解消する

前述の鰺坂 隆一教授によると「週3回で各90分、12週間続けたところ、21人の総テストステロンの値が正常化した」と報告しています。
さらに、腹囲、中性脂肪値、インスリン抵抗性、LDHコレステロールなど、いわゆるメタボに関連する項目も改善したとのこと。
内蔵脂肪を追い出すのにもテストステロン値が関係していると言われています。
他にもテストステロン値の減少が糖尿病や動脈硬化を始めとした多くの病気と関係があることが最近の研究から分かっています。

筋トレをする

テストステロンには筋肉を増やす効果があり、筋トレで体に負荷がかかると筋肉をつけようとしてテストステロンが分泌されます。
ただし、運動の時間によってテストステロンは増える場合もあるし減る場合もあります。
ただ闇雲に長時間のトレーニングは逆効果になる可能性があるので注意が必要です。

基本は最大の負荷をかけて短時間で繰り返し行うのが最も効果的です。
負荷が強すぎて10回しかできない程度の負荷をかけます。
筋肉を限界まで追い込まないと筋トレの効果が得られません。
そこそこ重い負荷でやる筋トレの方が楽に効果が得られます。

このサイトが参考になると思います。
筋トレの効果がもっとも出る負荷と回数とは
http://homegym-training.com/training/training1_02.html

食事療法をする

東海大学 生物理工学部の西村弘行教授は、「タマネギやニンニクなどのネギ属に含まれる“含硫アミノ酸”が、テストステロンの産生を活性化する」という動物実験での研究結果を報告しています。
他にも精子を作るためには亜鉛やマカなど効果が確認されている食べ物がありますのでそれらのサプリメントを摂取するのはありだと思います。
他にも脂っこい外食は控えるなど、健康に気を使った食事を心がけてください。

西村 弘行教授の研究
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000040002068/

睡眠の質を高める

米国のシカゴ大学医学部の教授のイブ・バン・カーター(Eve Van Cauter PhD)氏らの研究による実験において、「睡眠の質が高い男性は、睡眠不足の男性よりもテストステロン値が高かった」というデータが発表されています。
平均24歳のアメリカ人男性約10名を対象に以下の実験を行いました。
18日間にわたって対象者に、以下のような睡眠時間を課し、その18日間の日中にテストステロン値の推移を測定したというもの。
1.7日間 8時間睡眠:睡眠する場所は自宅
2.3日間 10時間睡眠:睡眠する場所は実験室
3.8日間 5時間睡眠:睡眠する場所は実験室
この調査の結果、最後の8日間で睡眠時間が5時間となると被験者のテストステロンの値が約10%~15%減少しました。
テストステロンの減少は年間で20代で約1%~2%と言われているので、単純に計算しても実に10年分以上ものテストステロンが減少しているということになります。
以上のことから十分な睡眠がテストステロン値を維持するのに重要な役割があるのがご理解いただけるかと思います。

長時間のデスクワークが原因の可能性

長時間のデスクワークは、EDの原因になりえると言われています。
長時間イスに座っていることから血流が悪くなり、細胞のダメージが蓄積されていきます。
お尻などを圧迫しないことや通気性を確保して睾丸を暖めないようにするなどの対策が必要です。
仕事環境を変えることが可能な場合はメッシュ調の通気性を確保できるイスなどに変えることも一つの選択肢ですが、変えられない場合は、定期的に席を立つなど血流の回復をする時間を取るなど工夫が必要です。

テストステロンサプリメントに頼る

テストステロンの増加をサプリメントに頼るのは、どちらかと言えば最後の手段ですが、そもそもやる気がでない場合には、最初の手段かもしれません。
疲れていると運動する気にもなりません。
テストステロン値の減少しているのが全ての原因で、運動することでテストステロン値が回復してやる気がでることが分かっても、そもそも最初の一歩を踏み出すやる気がでなくなるのが男性更年期障害の特徴です。
ですので、最初にサプリメントに頼って、運動をする気になってから、散歩程度の軽いものから、徐々に筋トレなどの負荷の高いものに切り替える方法は十分ありかもしれません。

一応わたしが試して問題のなかったテストステロンのサプリメント、アンドリオールの購入先リンクを貼っておきます。
アンドリオール(Andriol)40mg 【1箱60錠】
https://osakado.cc/detail/002353_andriol.html

基本的にはこの方法で物理的なセックスレスの原因が取り除かれるでしょう。
しかし、ご主人を常に馬鹿にしてたり、精神的に追い込んでいる場合はこの限りではありません。
男性は意外と繊細なので、逆に相手に自信をつけさせてあげるくらいでちょうどいいです。
ストレスを与え続けている場合は、ストレスの原因(つまりあなた)を取り除くのが先ですので、物理的にセックスする気になったけど、精神的にセックスする対象に選ばれないなどの可能性がありますのでご注意下さい。
夫婦はお互いに歩み寄りが必要です。