最速で恋人をゲットする! 恋愛心理活用法⑨ランチョンテクニック

ランチョンテクニックとは、1930年代に活躍したアメリカの心理学者グレゴリー・ラズランが明らかにした人は食事中に知った人や物や情報を好きになるとした説です。
この心理を応用して、おいしい食事や楽しい時間を用意して相手と交渉する事で有利な条件を引き出したりといったポジティブな結果になるというものです。
ランチョンテクニックは、結構昔から利用されている手法で、商談や政治の世界でも頻繁に会食が設けられるのはこうした背景を理解しているからです。
このランチョン・テクニックで素敵な相手と素敵な関係を築いちゃいましょう。

ちなみにランチョン・テクニックのランチョンとは英語で、「ちょっと気取ったランチ」という意味です。

まず人間心理の前提として、基本的に人間は勘違いする生き物です。
この勘違いするという事を覚えておくと良いでしょう。
色んな場面で応用可能です。

脳は痛みを避けて快楽を得ようとします。



そして、美味しい物を食べた時、脳は快楽を感じています。
そして、快楽を感じている間に聞いた話や、交渉事をプラスに捉えるのです。
これは脳が勘違いしている結果なのですがこれが意外と応用可能です。
余談ですが、調教などもこの痛みと快楽を使い分けて調教しています。
快楽の最中にむちで打つなどをする事で本来は痛みに結びつく脳の配線を快楽に結びつけます。

こうして脳が快楽を感じている食事中に自分に取って有利な条件を引き出すのです。
ランチョンテクニックは基本的に食事を使ったテクニックですが、これを理解していれば食事でも良いですが、より脳が快楽に結びつく時があります。
それは糖質と甘味を摂取した時です。
一説によると糖質と甘味を摂取した時の脳の報奨系の活動は覚醒剤よりも強いと言われています。

この効果を実証する為に、ラットを使って甘味による依存と薬物による依存のどちらがより強い依存度を示すか比較する実験が行われました。
この実験では、ラットを2つのボタンがあるカゴに入れ、一つのボタンを押すと覚せい剤が静脈注射され、もう一つのボタンを押すと砂糖の入った水を20秒間だけ飲めるような仕組みを使って実験しています。するとほとんどのラットは砂糖の入った水を飲むボタンをより多く押すという結果になりました。そして既にコカイン中毒になったラットを使っても砂糖の方を選ぶという結果になりました。つまり、この実験の結果は、甘味、糖質に対する中毒は覚せい剤中毒よりも強いということを表しています。

出来れば一定時間を一緒に出来る食事が望ましいのは言うまでもないでしょうが、食事に誘うハードルが高い相手の場合は甘い飲み物でもデザートでも一定の効果は望めると言う事です。
ぜひこのランチョンテクニックを使って焦らずゆっくりとで良いので素敵なお相手と素敵な関係を築いていきましょう!